知って得する?さるかに合戦
「なんで猿のお尻には毛がないんだろう?」 なんだか奇妙ではありませんか? ゴリラのお尻にはちゃんと毛があるのに、 猿のお尻は見事に真っ赤っ赤のツルツル。 動物学的な見解もあるとは思うのですが、 今回は調べていく内に“かに”と関係のある 面白い所以を知る事が出来たので、それをお教えしようと思います。 タイトルにも書きました、「さるかに合戦」。 多くの方がご存知と思います。 目先の事にとらわれた猿が持っていた柿の種と “かに”の持っていたおにぎりを交換し、 更には“かに”が一生懸命育てた柿の木を発見するや その実を奪い、“かに”には青い実を投げつけ怪我をさせるワル猿に豹変。 しかし、最後には臼や蜂などに復讐されて...。というあれです。 ですがこの「さるかに合戦」、実は他のオチが存在していたのです! 猿が“かに”の代わりに木に登って柿を独り占めするところまでは一緒なのですが、 その後“かに”は猿が抱えた柿の入った籠を見て、 かに:「その籠を枝にかければ両手が開いてもっと沢山柿を取れるよ。」 と知恵を使って何とか柿を手に入れようとします。 猿:「あ、本当だねぇ。」 猿は見事に引っかかり、柿の重さに耐えられず枝が折れて、 “かに”は自分の柿を取り返すことが出来るのです。(パチパチパチ!) 猿:「あ~~!!!!」 しかし、怒った猿が木から急いで降りてくるので、 蟹は籠を抱えて猿が入って来られないよう、穴に逃げ込みます。 猿:「柿返せ~!」(怒) かに:「それなら穴に入っておいで。」(ふふん。) 猿:「そんなの無理に決まってるだろ~!もういい!ここで糞をしてやる!!」 かに:!!!(何~!!それはまずい!!) 猿:「くらえ!」 かに:「ちょい待ち!!」 はさみで猿のお尻をざっくりばっくり。 猿:「ぎゃあぁぁぁぁ!!」 という事があり、それ以来猿のお尻から毛は生えてこなくなり、 “かに”の手(はさみ)には毛が生えてくるようになったそうな。 という、なんだかちょっと愉快なお伽話の別オチ。(実写は見たくないですが) 当たり前に見慣れていたことにも、こんな意外なエピソードがあるなんて、 雑学っていいですねぇ。